編集者の仕事は最強か?

本

こんな記事を発見。


熱い。
むさ苦しいとも言える。笑

正直,編集者は黒子だと思うので,編集者万歳!アピールみたいなの好きじゃないので,やっぱりむさ苦しいな,この記事。

ただ,言っていることは本当だと思う。
そもそも私は専門書なのですごく地味な世界で,一般書のような華やかさはないものの,やっぱり普通では会えないような人に会えることは事実。

だからこの仕事を辞められなくなる。
しかも編集者は自由裁量度がほかの職業に比べてぐんと高い気がする。
(もちろんその代わり,責任の度合いも相当高い)

会社に属する人間でありながら,社外の著者の味方でもなければならない。

常に会社に忠実な編集者は本物じゃないと思う。
はっきりいってつまらない。
「会社が●×○△...」という人を見ると,あなた自身はどうなんですか?と問いたくなる。

少々好き勝手で大胆なことができないと,いい仕事はできないはず。
まあ,勝手わがまま変態集団とも言える。

よく言えば,遊び心があるタイプじゃないと無理。

ただ,時代がどうだろうか。
出版産業花盛りだったころは,やれ著者と飲み会だの,接待だのあったんだと思う。
ネットが出てくる前は著者の家に張り付いたり,著者をホテルに缶詰にさせて書かせたり,そんなことがあったようだけれど。

今は違う。

出版社もお金がないし,世の中の雰囲気,編集者のジェネレーションの違いで,前ほど飲んだり,接待は相当減ったはずだ。

原稿も全部メール。著者の家に原稿を取りに行く必要もなく,電話も必要なくすべてメールで済んでしまう。

出版産業が斜陽なのは就活生だって重々承知しているはず。
そんな業界に来たいと思うだろうか?

しかも,昔のような著者とつるめるメリットもずいぶん減って,面白いこともやらせてもらえず,ただ自転車操業の歯車の一つになって,楽しいわけがない。

編集者は最強だと言えるだけのスキルを身につけられる土壌がもはや無くなりつつあるような気がしてならない。

そのうち「編集者」という肩書きが無くなって,「コンテンツプロデューサー」などに代わるかもしれない。
ブックフェアがなくなって,コンテンツエキスポに吸収されてしまったように。

私も肩書き替えようかな。







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