アパレルのブランドイメージを守ることから,本の再販制度を考える

eb03567d33337181bcd3e407b0adbc5d_s.jpg 
珍しく連日投稿です。
これ読んで,とっても思うことがありました。

ミキハウス社長だけでなく,オンワードなども,ZOZOの値引き販売に反対して「ブランドイメージを守るために撤退」する。

この「ブランドイメージを守る」は本にも通じる気がするのです。

季節ごとに値引きのあるアパレルでさえ,恒常的な値引きには反対しているわけです。
ブランドイメージを守るために。

本は基本的にアパレルのように季節によって販売が変化する商品ではありません。
本の再販制撤廃問題が長らくありますが,この大手アパレル会社の態度を見ると,本は余計値引きしちゃいけないんじゃないかと。

ただ,アパレルは洋服ひとまとめがブランドイメージなわけであって,本は基本的には個々の本のイメージが強く,例外を除けば(例えば文庫や新書など),出版社としてのブランドイメージは薄い。

そう,すべての本にはそれぞれ個性があって,1冊1冊がブランドなんですよね。
そして同じ著者が本をたくさん出せば,その著者のブランドイメージになる(通常は著者は1つの出版社だけから出版することは少ないですし)。

と考えると,本はやっぱりクリエイティブなものであることは間違いないなと。
アート作品と同じですよ。
(一応,量産はできますけどね...でも,アンディ・ウォーホルの作品だって量産できる!)
値引きされるんじゃなくて,値上がりするくらいになりたいですね!
(アマゾンでおかしな値上がりがままありますが。。。)

ブランドイメージを守る。
大切な心構えだと思いました。

関連記事

にほんブログ村 本ブログ 編集・ライター・書店員へ
にほんブログ村

AD

コメント

非公開コメント

<お仕事・コンサル・講演依頼>

COSMICでは医学・看護を得意分野とした書籍・雑誌の編集制作/校正,出版学修士号をもつCOSMIC代表によるコンサル,講演依頼を承ります。

内容,料金についてはこちらをご覧ください。

最新記事

雑誌と書籍の消滅はいつ? 2019/05/08
専門書出版のビジネスモデル要再考→やはりこれ! 2019/04/26
出版産業は斜陽産業である 2019/04/15
出版流通崩壊へカウントダウン? 2019/02/12
緊急速報:アマゾンから再販制度崩れる? 2019/02/01

カレンダー

05 | 2019/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

プロフィール

Yuko Tsunoda

Author:Yuko Tsunoda
医学・サイエンスとインターネット・コミュニティの架け橋COSMIC代表。
医学コンテンツ企画/編集/制作をしています。

COSMIC=COllaborator for Science and Medicine through the Internet Community
夢は大きく、宇宙規模で。
宇宙のパワーをいただきます!

おすすめ書籍

AD

全記事表示リンク

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR