楽天の出版取次買収で期待すること

楽天 
いよいよ日本のこの業界にもM&Aが始まるのでしょうか?
すでに少しだけ始まっていますが,海外とは比べ物にならない程度。

今日,こんな記事を発見。

出版取次とは,出版社と書店を繋ぐ仲介業者のこと。
ま,この業界の大きな問題点がここにあるのですが。

とうとう,IT企業に買収されたとなると,出版業界もざわつくでしょう。
しかしよく見ると,ほかの株主として大手出版社も入っているようです。
IT企業が大株主となることで,この業界にどんな地殻変動が起きるのか。
ちょっと楽しみだったりもします。

この大阪屋栗田はもとは大阪屋と栗田出版販売という2つの会社がくっついた名前です。
厳密に言うと栗田出版販売が破綻して,大阪屋が拾ったということになります。

大阪屋はアマゾンが一番最初に日本に進出してきたとき,まだ本しか取り扱っていなかったときに大阪屋一社のみ取次としてアマゾンと提携していました。

しかし,アマゾンは途中から取次を変えています。
この辺は営業職ではない私は細かくは知りません(私が勤めていた会社は営業情報が完全にclosedだったので,知る由もなし)。

皮肉なことに,その大阪屋が今度は日本の異業種に買収されるという...
おそらく,楽天としては本の分野でアマゾンに対抗する手段だったのでしょう。

楽天に期待するのは出版流通の改革ですね。
どのように変わっていくのか。
再販制度はなくなってほしくないけれど,流通そのものの変革は必要だと思います。
関連記事

にほんブログ村 本ブログ 編集・ライター・書店員へ
にほんブログ村

AD

コメント

非公開コメント

<お仕事・コンサル・講演依頼>

COSMICでは医学・看護を得意分野とした書籍・雑誌の編集制作/校正,出版学修士号をもつCOSMIC代表によるコンサル,講演依頼を承ります。

内容,料金についてはこちらをご覧ください。

最新記事

出版流通崩壊へカウントダウン? 2019/02/12
緊急速報:アマゾンから再販制度崩れる? 2019/02/01
POD出版を始めます 2019/01/28
アパレルのブランドイメージを守ることから,本の再販制度を考える 2019/01/25
紙の新聞が亡くなる日は近い?イコール,ジャーナリズムの死なのか? 2019/01/24

カレンダー

02 | 2019/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

プロフィール

Yuko Tsunoda

Author:Yuko Tsunoda
医学・サイエンスとインターネット・コミュニティの架け橋COSMIC代表。
医学コンテンツ企画/編集/制作をしています。

COSMIC=COllaborator for Science and Medicine through the Internet Community
夢は大きく、宇宙規模で。
宇宙のパワーをいただきます!

おすすめ書籍

AD

全記事表示リンク

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR